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千と千尋の神隠し (通常版)レビュー
千と千尋の神隠し (通常版)は、とっても人気があるみたいですね。
私としてもとても興味のあるところです。
人として大切な事。
宮崎駿監督が、友人の10歳の少女に見せたくて作った作品。
そのため、今までの作品とは、視点が変わっているものの、
監督のメッセージは、ちゃんと作品の中にこめられていて、なんら、今までの作品と些少の隔たりもない。
我侭な・・・というか、今時の、何不自由なく生きてきた10才の少女、千尋が、突然異世界に紛れ込んで、家族を失い、一人きりになってしまう。
自分で自分を守り、生きていくしか世界で、家族を取り戻す為、自分の世界に戻る為に、自分にできる事を探した千尋が、やがてたくましく成長していく話。
舞台が、異世界というだけ。
やおろずの神の世界を舞台にしただけで、ここまで宗教的、話が突飛すぎだの、批判を受けるのはどうしてなのだろう?
不思議な世界で知り合った優しい者達に助けられて、自分の居場所を見つける事にも意味はある。
人は、決して一人では生きていけない。
意識するしないにかかわらず、助けられ、そして自分も人を助ける事ができて、初めて人として生きていけるのだと。
そして、名前を奪われると、現実の世界を忘れていしまうというくだりには、
元々「名前の本質」が「物の本質」を語るという「真名」(日本神話でもそうだが、ケルト神話等、各国に起源はある)があるし、
「自分という人間を、しっかり持っていきろ」というメッセージもある。
それだけではなく、カオナシや、環境破壊で汚れてしまった神様を出す事、
また、幻想的で、かつ叙情的な世界であるのに、寂しさが漂い退廃しかけた世界は、現代社会への警鐘も忘れていない。
子供の為に作った作品と言いながら、そういう背景に隠された部分を読み取る事で、大人にも考えるところを与えている作品である事は間違いない。
先日、久々に見返して、「やっばりいい話だ」と思った。
アニメという作品で、これだけの事を語れる宮崎監督は、やはり凄いとしかいいようがないだろう。
カオナシが主人公
初めて観たときは何とも思わなかったんだけど、電車のシーンが印象的だったので、先日見直したら思った以上に含蓄があった。
千尋ってカオナシを見捨ててたら人間には戻れなかったんだよなぁ。
カオナシが象徴してるものっていろんなところにあるし、カオナシを切り捨てるのは簡単だけど、ちゃんと付き合っていかないと結局自分もカオナシになっちゃうんだよなぁ、と今でもたまにしみじみ思う。
「和」ってアグレッシブさを捨てることでも妥協することでもなくて、そういうことなんじゃないかなぁと思った。ある意味すごく「日本的」なのかも、この映画。
なんか無理矢理
ファンダジーにしているように感じました。ファンダジーの仮面をつければどんなに意味のないストーリーでも問題ないのでしょうか お金になるなら とか アニメだから少しくらいとか 偽のファンダジーは良くない傾向だと思います。宮崎監督!ヒゲを剃ってサッパリした気分で映画作りされてみてはいかがでしょうか 別にヒゲ伸ばすことが個性の証であるとか クリエイターとしての独自のスタイルであるとかは誰も思ってませんよ?!なので安心して剃って下さいね?!その方がかえって新鮮ですよ 特長のない地味なオッサンがジブリのボスだなんてある意味衝撃的です!なんてね むしろ逆です!ダサダサです。なのでヒゲは剃らないで【いいんです!】
レビューにはどうしても批判的なものもでてきますが、自分の求めているものと マッチしているかどうかをしっかりと見てみる必要がありますね。
千と千尋の神隠し (通常版)
柊瑠美

定価: ¥ 4,935
販売価格: ¥ 3,759
人気ランキング: 755位
おすすめ度: 
発売日: 2002-07-19
発売元: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
わがままで無気力、どこにでもいるような現代っ子の千尋は、引越しの途中で、不思議な町に迷い込む。謎の少年ハクに手引きされ、八百万の神様たちが入浴しに来る「油屋(ゆや)」で「千」と呼ばれながら働くことになった千尋。さまざまな体験や冒険をとおして、少女は「生きる力」を取り戻していく…。
宮崎駿監督が、友人の10歳の少女に見せたいという思いから作り上げたこの『千と千尋の神隠し』。2001年夏に公開されるや、批評家筋からの高い評価と多くの観客からの支持を得て、それまでの国内映画興行記録を全て塗り替える大ヒットとなった。さらに、2002年のベルリン国際映画祭でも、グランプリにあたる「金熊賞」をアニメ作品としてはじめて受賞。全世界で、大きなセンセーションを巻き起こした。
『となりのトトロ』を彷彿とさせる「日本人の原風景」を美しく表現しながら、『もののけ姫』に負けずとも劣らない深いテーマ性を、『魔女の宅急便』のようなわかりやすくケレン味あふれる物語で展開したこの作品は、「硬」と「軟」という宮崎監督の2面性がほどよくミックスされ、宮崎駿作品の集大成と言える出来栄え。さらに、監督本人が「今回は若い人たちに大いに助けてもらった」と語っているように、従来の宮崎作品にはなかった「最近のアニメ」的要素が、脇役キャラの動かし方などの部分に感じられるのも意外な魅力となっている。
単なる一過性のヒットものではなく、長年にわたって称えられ続けるであろう傑作だ。(安川正吾)


